梅雲丹は、太宰府・筑紫野地方に伝わる独特の手づくり健康志向食品です。
梅雲丹の原料には「苦梅」と言われる種子が大きくて果肉の少ない梅を使います。この梅の種子の中心=「梅核」が梅雲丹には欠かせない原料です。梅を良く水洗いをし、一つ一つ丁寧にヘタを取り除いたのち、拭き上げます。そして、タンクの底に塩を引き、梅を入れては塩入れするを繰り返し、別のタンクではアルコールに漬け込みます。その後、樽の中で6年間の歳月をかけてゆっくりと熟成をさせます。その後、熟成に成功した梅の果肉と梅仁をすりつぶし、裏漉しして練り合わせ、口の中で溶けてしまうほどのとろみに仕上げます。
「梅干しを想像しただけで唾液が出てくる」というのは、梅干を食べる文化を持つ、日本人特有の反応だと言われます。
この唾液には、アミラーゼなど炭水化物を消化する酵素やカタラーゼ、ペルオキシターゼといった健康維持に欠かせない分解酵素が含まれ、その他有効成分が100種類以上含まれています。
梅雲丹は、梅の酸味成分であるクエン酸やリンゴ酸などの有機酸性成分の効果を活かした昔ながらの独自製法で作る古伝の健康志向食品です。
梅は古くから健康維持に使われてきた食材。特に核の部分は「梅の生命の源」と言われています。その核を果肉と混ぜることで、梅の力をすべて生かした梅雲丹が出来上がります。
九州の梅は5月から6月にかけてが最盛期。
きれいに洗った青梅を、タンクで約6年間熟成します。
熟成した梅は、まず果肉と梅仁に分けられます。
梅の果肉と梅仁を、舌で溶けてしまうほどのとろみにしっかり練り合わせます。
練りあがったら、熟練作業員の手で一瓶一瓶充填します。
説明書といっしょに箱に詰めて梅雲丹の完成です。
朝起きてすぐは口の中が乾いてネバネバ。そこへ梅雲丹。
すっぱい刺激で爽やかに。お口も息もスッキリ快適
運転中の眠気。ちょっと停まって梅雲丹。
無理せず休憩、すっぱい刺激で眠気スッキリ。
一生懸命に仕事!でも疲れたらちょっと休憩して梅雲丹
スッキリしたら、さあもう一仕事。
サラダや冷奴にかけて食べたり、食卓も梅雲丹も美味しく楽しく。
「梅雲丹」とは?
“雲丹”という言葉は中国渡来の言葉で、栄養価の高い保存食品を医食同源の漢方思想が主流であった古代中国では薬と見なし、それを「雲丹」と称していたようです。
筑前の太宰府・筑紫野地方には、古代唐僧からの伝承により、梅仁 (梅の種子)を必須原料とする梅で作った雲丹 =「梅雲丹」が、 古来の健康食として伝え残されたといわれています。
昭和27年頃より、創業者である直江 昶(なおえ とおる)は、再建した山寺(薬師院)に伝承した唐僧の知恵を再現復活させるべく研究を開始。ついに詳細はほとんど不明になっていた言い伝えを組み立て、編みなおして「梅雲丹」を完成させ、昭和46年、本格的に製造販売を開始いたしました。
偏食の癖を忘れる梅雲丹
梅雲丹を、ごく少量ずつ回数多く食していただきますと、甘党の人でも、夏みかんが大好きになったり、人参もピーマンも大嫌いの子供が、一か月もしないうちに美味しがって食べるようになったり…。
かくいう直江 昶も大の野菜嫌いでしたが、野菜の美味しさに気づき、無意識のうちに食するようになりました。食事のバランスが整ったことで短命家系の中、晩年まで元気に過ごし、天寿を全うしました。
梅雲丹は、梅の酸味で口の中が唾液で潤います。間食癖のある方や、甘いものに目がなく、野菜嫌いなどの偏食がちな方に特におすすめです。
昔も今も、健康の土台は偏りのない食生活から。梅雲丹は、今も変わらぬ古伝の製法で、 医食同源を唱え続けます。
起き抜けに何はともあれ梅雲丹
梅雲丹の主原料である梅には、天然のクエン酸がたくさん含まれています。すっぱい刺激が口いっぱいに広がるようにお召し上がりください。添付の小さじで、朝起抜けにまず1さじ、その後は一日に10回前後を目安に、他の食事とは別に、本品のみを直接口に含んでとお召し上がりください。唾液をよく出すように食べるのがおすすめです。