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初めてソンバーユを使う方へ

初めてソンバーユを使う方へ

馬油を使い慣れない方や、使ったことがない方にとっては、デメリットに感じる点や、不安な点もあると思います。
初めての方は、まずはこちらをご覧ください。




使い慣れている方にとっては、たくさんのメリットがあり手放せない馬油。
一方使い慣れない方や、使ったことがない方にとっては、デメリットに感じる点や、不安な点もあると思います。

このページでは、お客様から寄せられる相談をもとに、馬油のデメリットを解消する方法をお伝えします。



ソンバーユ(馬油)のメリットをおさらい!

・馬油は中国にルーツを持ち、古くから様々な皮膚のトラブルに使われてきたマルチスキンケアオイル
・全身の皮膚だけでなく、髪や爪などあらゆるところに使える
・性別を問わず、赤ちゃんからご年配の方まで幅広く使える
・肌なじみが良く高い保湿力でしっかり潤う
・成分無調整で馬油100%※の「純馬油」であり、界面活性剤などの肌ストレス成分フリー
など

※ソンバーユ無香料タイプ



馬油にデメリットはあるの?

それでは、当社に寄せられた質問の中から、馬油のデメリットと思われている部分について説明いたします。


馬油は劣化しやすいのでは?

油は空気に触れると、酸素と結合して化学変化を起こし、劣化してしまいます。いわゆる酸化です。紫外線や高温にも弱く、それはほかの化粧用オイルや食用の油についても同じです。
それでも、正しく保管すれば安心してお使いいただけます。

開栓後は1年以内に使い切り、蓋をきちんと締め直射日光や高温を避けて保管してください。

ソンバーユは少量でお手入れできるので、使用頻度が低いと中身がなかなか減りません。そのような場合は、品質をより長く保つため冷蔵庫で保管しましょう。未開封の場合でも、なるべく冷暗所(冷蔵庫がベスト)での保管がおすすめです。

このようにすれば、油の戻り臭も少なく、問題なくお使いいただけます。


ほかのオイルと比べると酸化しやすい?

油脂を構成する脂肪酸にはさまざまな種類があります。馬油にはリノール酸、リノレン酸など複数の不飽和脂肪酸が含まれており、酸化しやすいと言えます。ですが、脂肪酸の種類と組成のバランスがヒトとよく似ているといわれ、このことが肌なじみの良さや高い効果の理由と考えられています。

よく化粧品としても用いられるオリーブオイルは、半分以上がオレイン酸で構成されており、酸化しにくいのが特徴です。

ホホバオイルやワセリンなどはロウに近く、科学的に安定的なためあまり劣化しません。

植物性・動物性に限らず、オイルは紫外線、酸素、温度を適切に管理すれば問題なくお使いいただけます。


ベタつくイメージがある


使う量を調整していただければ大丈夫。肌なじみが良く、塗った数分後にはべたつきはほとんど感じられなくなります。

使用量は、使う部位や用途によって異なりますが、お顔に化粧水のあと使う場合は、少量(あずき大くらい)のソンバーユを手の平に広げ、顔全体を軽く抑え、水分を閉じ込めるように薄く塗る程度で良いです。

5分ほどで肌にスーッとなじんでべたつきを感じなくなります。

朝の忙しい時間に急いでお化粧したいときは、多めに塗ると化粧ヨレの原因になってしまいますので、少な目に調整してみてください。徐々にご自身の適量が分かってきます。洗顔後であればすすいだあとの水分をお肌に残すことで、化粧水を使わない方も多いです。


べたつく肌に使ってもいい?

人間の肌は、そもそも自分で皮脂を出そうとする力があります。顔で言えばTゾーンはよく脂の出る場所ですが、実はこのラインはお肌のトラブルが少ないと言われています。自分で皮脂を出し、お肌の潤いが保たれ、角質がしっかり育ってからターンオーバーが行われているため、トラブルが少ないのです。

シミができやすいのは、Tゾーンより皮脂の出にくい頬骨やこめかみの周りではありませんか?

油分の足りない部分は、お肌を皮脂膜でうまく保護できず、角質も未成熟で肌トラブルが生じやすくなります。ソンバーユは、こうした皮脂の少ない部分や洗顔、メイク落としの際に失った油分を補います。そして私たちに備わっている「お肌がきれいになる力」を引き出してくれるのです。

オイリー肌の方はつい気になるTゾーンを熱心に洗いすぎる傾向があります。
洗い終わってすぐはすっきり、さっぱりしますが、お肌にとっては守ってくれる皮脂膜がなくなる緊急事態。お肌のバリアを急いで作ろうとするのでしょう、必要な皮脂を出すため皮脂腺が頑張り、かえってテカついてしまうことが少なくありません。

このようなときは、皮脂を洗い落とす気持ちを少し抑えて、泡でお顔をやさしく包み込むように洗顔してみてください。生活習慣などにもよりますが2、3週間くらいでご自身の皮脂の分泌が落ちついてくるはずです。その間、ご不安な方やムラなく保湿ケアをしたい方は、洗顔後にソンバーユを薄く塗りましょう。

お肌に油分は不可欠です。必要だから皮脂腺がしっかり働くよう、ヒトは進化してきました。
年齢や性別、ホルモンバランスや食事などで、皮脂の分泌量には個人差があります。肌のコンディションと向き合うことを習慣にして、ご自身にあったソンバーユの使い方をお楽しみください。


油焼けの心配はない?



ソンバーユは、肌に塗っても日焼けを促す心配はありません。

そもそもヒトの肌からは、皮脂(油分)が出ています。馬油を塗り足したからといって、特段、日焼けをしやすくなるわけではありません。

むしろ乾燥した肌は、「素焼き」のような状態ですから、紫外線によるダメージは大きくなります。
ソンバーユはお肌の潤いを保ってくれるので、日差しが強い季節も薄く塗りましょう。

とはいえ、馬油のUV効果は極々わずかで「日焼け止め効果がある」と言えるほどではありません。
馬油を塗って肌を保護するとともに、日差しが気になる時は日焼け止めクリームを塗ったり、日傘を差すなどの対策を行ってください。


オイルを塗ると黒くなるイメージはどこから?

かつて油の含まれる化粧品を使って顔面黒皮症を発症したというニュースや、日焼けするために塗るサンオイルのイメージから、油を皮膚に塗って日に当たると肌が黒くなるのではと心配される方は少なくありません。

サンオイルについていえば、日焼けしたい方が、強烈な紫外線から肌を守るために塗るというのが本来の目的であり、使い方です。オイル不足ですと素焼きとなり、ヒリヒリが酷くなってしまいます。

また油焼けは、化粧品原料に必要な油脂の、精製技術が未発達だったその昔、油に不純物が混じり、お肌が油に負け、焼けたようなアレルギー反応に近いものだったと考えられています。近年は当時に比べて大幅に技術力も上がり、ほとんどの化粧用油で高純度のものが作られていますので、油焼け(負け)の心配はありません。

ソンバーユは、食用馬の脂肪を一次精製し、さらに二次精製で酸化した脂肪酸や血液成分などの不純物を徹底的に取り除いた純粋な馬油で、完成まで2年以上かけてゆっくり、丁寧に作られています。お肌を保護し潤いを保つために、一年を通してお顔や全身のスキンケアにお使いください。


動物の脂なのでにおいが強い?

動物の脂は植物油脂に比べると独特の香りがあるのは確かです。しかしながらソンバーユの馬油原料はほとんどにおいがしません。古くなったものはにおいがすることもありますが、これを油の戻り臭と言います。においがあっても、気にならない程度であれば使用しても大丈夫です。

あきらかにツーンとした酸化臭がする場合は、お肌に塗るのは避けましょう。適切に保管しながら使えば、においはほとんど気にすることなくご使用いただけます。

ただ、お肌に塗ったものがにおうことはほとんどありませんが、髪の毛に塗った場合、就寝時、枕に付着した油が酸化してにおいが気になることもありますので、頭皮や髪の毛に使用する場合は少量から加減してお使いください。



ニキビの原因になるの?

ソンバーユは、適量であればニキビの原因や悪化にはなりにくいです。ソンバーユはノンコメドジェニックテスト※を行っており、その表示をしています。

※ノンコメドジェニックテスト…ニキビができにくい商品かどうかを確認する試験。すべての方にニキビができないというわけではありません。

ニキビにはいくつかの種類があります。
ポツンと突然できる大人のニキビ、ホルモンバランスの乱れによるニキビ、思春期の頃にできるニキビなどです。

特に大人ニキビは、乾燥してきめが乱れ、角質内で雑菌が繁殖してしまうのが原因です。どのタイプのニキビであっても大切なのは、お肌をやさしく洗いきれいにして、油分でお肌を保湿し守ることです。

ソンバーユを塗って保護していれば、思春期のニキビも跡が残りにくくなるでしょう。

ただ、炎症をおこし赤くなったニキビは跡に残りやすいので、専門のお医者様にご相談ください。

ニキビケアはできたところだけにソンバーユを塗るのではなく、お肌全体にバリアをするイメージで塗って、保湿ケアをしましょう。



まとめ

馬油にはデメリットと思われている点がいくつかあります。ですが、正しい知識と使い方、保存方法を知っておけば、気にすることなく安心してお使いいただけますので、ぜひこのページを参考にしてみてくださいね。



Q&A コーナー


Q. 馬油を冷蔵庫で保管しているのに、やはり寝具や頭皮のにおいが気になるのですが…。

髪に馬油を塗りすぎてしまうと、枕に付着して、それが酸化してにおいの原因になってしまいます。そのまま枕を使用すれば髪にもそのにおいがついてしまうかもしれません。
その場合は、少量に調整すると大丈夫です。
ソンバーユは伸びがとても良いので、使用量は微量ですみます。慣れるまでは「気持ち少な目」を心がけるとよいでしょう。


Q. 劣化した馬油は使わない方がいいですか?

もし不快なにおいが生じた場合でも、成分としては変わらないので、引き続きお使いいただけます。昭和の時代、当社が馬油の製造販売を始めてしばらくは、精製レベルが高くありませんでした。当時はにおいより効果を優先し使用するお客様も多かったです。

現在は精製技術がかなり向上しています。ただ、スピードは遅くなったものの、酸化劣化が避けられるわけではありません。ですので使用していてにおいが気になりはじめ、顔や頭皮に塗りにくい場合は、ご購入時の目的とは違うかもしれませんが、足やかかとのケアなどにいかがでしょうか?

においがツーンと強く、あきらかに不快に感じるようであれば、使用を中止してください。

なお、お気に入りの革製品のお手入れとして使うこともできます。革の色が変わることがあるので、馬油を布に取り、まずは目立たないところからお試しください。皮の光沢と手触りの良さがお楽しみいただけます。


Q. ペットが馬油を舐めてしまいました!

ソンバーユは食用馬の脂肪からできており、天然で純度の高い製品なので、少量舐めたとしても問題ありません。ネコちゃん、ワンちゃんは大好物のようです。

とはいえ、油分なので多量に摂取するとおなかを下すことがあります。うっかり蓋を締め忘れてしまいペロペロしていた、といったことがないようご注意ください。

屋外などでソンバーユの蓋を開けっ放しにしておくと、蟻が寄ってくることもあります。

動物や昆虫は、ナチュラルなものをしっかり見分けるようです。


Q. 手持ちのスキンケア基礎化粧品が余って困ります!

すみません!
ソンバーユでのフェイスケアを毎日していると、お手元の他の基礎化粧品(美容液なども)を使わなくなり、ソンバーユだけといった方が少なくありません。

「今あるスキンケア化粧品を処分するのはもったいない」
「私はこれだけなんていう友達から教えてもらったけど、愛用していた化粧品をやめるのは不安」
「他の化粧品と一緒に使っても大丈夫?」

という質問をよく受けます。

答えはYES。
ソンバーユがそれらの化粧品の効果を邪魔をすることはありませんし、むしろブースターとしての効果も期待できます。
化粧水ならソンバーユの前に、そのほか化粧品はソンバーユの後に使うのが良いでしょう。お手持ちのスキンケア化粧品と組み合わせて、ご自身にあった使い方をお楽しみください。


Q. 馬がかわいそうです…。

ソンバーユは、食用馬の副産物である馬の脂肪を原材料にしています。
弊社では、馬油を製造するために馬を飼育、屠畜は行っておりません。
食用馬の副産物を利用しておりますので、馬肉を食する文化がなくなったら、ソンバーユは製造を終えることになります。

現在、畜産副産物の付加価値利用はSDGsでいう持続性の観点からも時代に逆行してはいないのではないでしょうか。また何らかの事情で安楽死や駆除した馬の脂肪を用いることもございません。
※SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。



Q. 動物実験は実施していますか?

馬油原料の製造、効能効果および安全性の確認などで、動物実験は行っておりません。



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