漢方薬として使われてきた歴史がある「梅」。
良く知られる梅干も、近頃はあまり食べてない方もいらっしゃるのではないしょうか。
100種類以上の有効成分があるといわれる「唾液」と共にその魅力をご紹介します。
梅のパワー
うめは漢名を「梅」、英名は「Japanese Apricot」、独名は「Japanische Aprikose」といわれるほど日本的で、また日本を代表する植物ですが、実は中国の江南地方原産の落葉高木で、大昔に薬用植物として中国から渡来したといわれています。
日本では万葉集をはじめいろいろな和歌集に梅が詠われているように、まずは観賞用花木として畑や庭園に植えられていたものと思われます。
九州は梅の原産地として有名ですが、この観賞用梅が少しずつ野生化して、九州の山々に根付いていったのでしょう。
梅を使った薬用食として、あまりにも有名なのが各家庭で作られていた「梅干し」。医療が充実していない時代には必要不可欠な食べ物として、梅干しを作らない家庭はなかったほどです。
梅の効用の源は、豊富に含まれるミネラルや酸味のもとであるクエン酸で、これらの成分を最大限に生かした製法でつくられたのが梅雲丹です。
※現在の元号「令和」は、1300年前に大宰帥大伴旅人により催された「梅花の宴」の情景を描いた万葉集の一節が由来になりました。
梅の種に秘められた力とは...
梅雲丹は、梅果肉と梅核(殻を除いた梅の種子)を練り合わせて作った健康志向食品で、古代の唐僧が筑紫の国に伝え残した不老食と言われています。
昔も今も、健康の土台は偏りのない食生活から。
梅雲丹は、今も変わらぬ古伝の製法で、医食同源を唱え続けます。
梅と唾液のパワーで、偏食改善・健康体質づくり
梅雲丹は、果肉が薄く種の大きな別称「苦梅」と呼ばれる九州の梅を原料につくられます。
この梅には、酸味成分のクエン酸やリンゴ酸など、有機酸性成分がたくさん含まれています。梅雲丹はそれらの成分がそのまま活かされる独特な製法で作られています。
「梅干を想像しただけで、唾液が出てくる」というのは梅干しを食べる食文化を持つ日本人だけだといわれますが、この唾液にはアミラーゼなど炭水化物を消化する酵素や、カタラーゼ、ペルオキシターゼといった分解酵素も含まれ、健康に役立つ成分が100種類以上あることが知られ、現在もさまざまな研究を経て有効成分が発見されてます。
梅雲丹は口いっぱいにすっぱい刺激が広がるように直接口に含んでお召し上がりください。
梅は古くから健康維持に使われてきた食材。特に核の部分は「梅の生命の源」と言われています。その核(梅核)を果肉と混ぜることで、梅の力をすべて生かした梅雲丹が出来上がります。
九州の梅
梅にはクエン酸などの有機酸、ミネラル分などが豊富に含まれています。
・腸内を整え消化吸収を助け、細胞や血管の健康を保つといわれています。
・クエン酸は糖質、脂肪、たんぱく質をスムーズにエネルギー化する働きがあります。
・吸収しにくいカルシウムなどを効率よく吸収させる働きがあります。
・有機酸は肝臓の働きを助ける効果があります。
・食中毒を予防する食材として、古くから親しまれています。
・唾液の分泌がよくなり、食欲を増進させるなど古くから健康維持に使われてきました。
太宰府・筑紫野地方に伝わる独特の手づくり健康志向食品
梅雲丹とろみ 240g (梅仁配合)
主原料の梅には、天然のクエン酸がたくさん含まれています。
すっぱい刺激が口いっぱいに広がるようにお召し上がりください。